[体験コラム] 288サイズから、最も自分にあった一足を選んでみた!

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[体験コラム]

288サイズから、最も
自分にあった一足を
選んでみた!

“靴選びにはもっと慎重になるべきだね。ほとんどの女性がそんなに大事ではないと思っているようだけれど、エレガントな女性というのはその足もとから生まれるものだ。”

- クリスチャン・ディオール(ファッションデザイナー) -

誰もが、本当は自分に合った靴を履きたいと思っているはず。だけどデザインも可愛くて、履き心地も最高!と思える靴に出会えることは稀で、かと言ってオーダーメイドは敷居が高くて簡単に手が出せない…そんな風に思っている女性は多いのではないでしょうか?

しかし今日ご紹介する日本橋高島屋のi/288(ニハチハチブンノ・アイ)というセミオーダーパンプスのお店は、計測も早く、製作も一ヶ月程度、そして288通りの型の中から、実際に試し履きしながら最も自分に合ったサイズを探し出すことができるんだとか。そしてお値段もリーズナブル(27,000円~)というから驚き!ということで、人生初、オーダーでパンプスを作ることにしました。

1まずは自分の足のサイズと自分に合う靴のサイズ(マイサイズ)を知ろう!

3D計測器に乗って、一瞬で足のサイズがわかる

まず店内に着くと、親切そうな店員さんがお出迎え。
「では、サイズを計りましょう」
と、スタイリッシュな計測器が。足にメジャーを当てたりして、計測って時間がかかる作業だと思っていたんですが、乗るだけでいいみたい。
「はい、終わりました。」
え、もう? 10秒くらいですぐに計測が終了しました。この一瞬の作業で、足の長さと幅を知ることができるようです。
その後、早速iPadで自分の足の3Dデータを拝見。

今までずっと信じていたサイズが全然違ってびっくり

そこで最初の衝撃が…。

今までずっと24.5だと信じていた私の本当のサイズは…なんと23.5だったのです。

さらに長さも幅も左右で何ミリも違っていてびっくり。
私のように左右で足のサイズが違う場合、追加料金なく別々で購入が可能なのだとか!とっても便利ですね。

次にヒールの高さを選び、ベストな履き心地の靴型をさがす。

計測でわかった足サイズを元に、次は基準となるパンプスをいろいろ履いて、自分の足に合った靴型を見つけます。足のサイズがわかっても、実際に履いてみないとわからないことが沢山あるので、色々履いて試すことが大事なんだとか。
そのためにまずはヒールの高さを決めます。ハイヒール好きの私は、やっぱり一番高いヒールがいい。
「オーダーで出来る、一番高いヒールは何cmですか?」と聞くと「7.5cmです」と店員さん。
選べるヒールの高さは4.5cm、 6cm、 7.5cmの3サイズからだそう。高さによって足の形状が変わり、合う靴のサイズも変わってくるので、先に高さを決めるそう。

マイサイズは、かかとが浮かなかった!

半信半疑で、持ってきてもらった23.5cmの7.5cmヒールを試し履きすることに。足を入れてみると…

シュッ
入った!

しかも痛くない。
23.5なんて、中学生以来履いたことなかったのに…。

「試しに、今日履いてきたヒールのかかとをあげてみてください」と言われてつま先立ちをすると、パカッとかかとが靴から離れました。

「本当に足にあっていたら、かかとをあげても足がついてくるんですよ」
え、そうなんですか?
試しに、いくつか違う幅の23.5cmを履き試して、一番気持ちよく歩けると思ったサイズでつま先立ちしてみると…
かかとが離れない!吸い付くような履き心地です。
これが、本当の自分のサイズだったのだと改めて実感しました。

2マイサイズを元に、自分に合うトゥの形を選ぶ。

つま先、履き口の形選び

7.5cmヒールのマイサイズが決まったら、今度は靴の形を選びます。
私が「うーん、ちょっと違うかな」と我儘を言うと、すかさず別の種類を持ってきて、とても真摯に対応してくださった店員さん。
「10足くらい出して試し履きされても全く問題ないですよ」
そんなに試していいんですか(笑)。それでもとことん付き合ってくれるなんて心強い…。

足に合っていると、ヒールが低く感じる不思議

試す中で、やけにヒールが低く感じる靴が一足だけありました。ヒールの高さは同じはずなのに…なぜ? 不思議。
すると、
「足に合っていると、低く感じるんです。足の一部のように違和感を感じさせないからですね」と、店員さん。
なるほど…とまたも衝撃。
「低く感じたなら、そのパンプスが足に合っているという事ですね」

店内や廊下をくるくる歩いてみて…もう一度歩きやすさを確認。うん、やっぱり店員さんのいう通り、これが一番履きやすい。これに決めました!

私は「ポインテッドVカット」というつま先が少し尖っていて、足の甲部分が、Vカットになっているタイプをチョイス。

履き心地のみならず、見た目もこんなに変わる!

もうひとつ衝撃だったのが、見た目です。 足にぴったり吸い付くようにフィットしたパンプスは、靴と脚が一体化して、脚の形がとても綺麗に細く見えるのです。 自分に合う靴は、履き心地だけじゃなく、見た目がこんなに変わるということも、今日初めて知りました。

3ヒールのスタイルを選ぶ

細ヒールと、太ヒールから選べる

次に、ヒールのスタイルを選びます。
細ヒール、太ヒールのどちらかを選択できますが、チャンクヒールと呼ばれる太めのヒールは比較的低めのヒールと相性がいいようで、とても可愛らしい雰囲気に。7.5センチを選んだ私は、大人っぽい雰囲気の細ヒールを選びました!

4素材・カラーを選んだら、あとは仕上がりを待つだけ!

豊富な種類に悩む!

こんなに沢山あるんですね!定番のプレーンパンプスでも、つま先の形や、素材、色がこんなにも選べるなんて、迷っちゃいますね。実際リピーターも多いみたいですが、確かにこれだけ自分に合うサイズが見つかったら、また作りたくなりそう。次回来るときはデザイン選びだけでいいのですから。つま先の形、ヒールの形、素材とカラー選びはとっても楽しかったし、虜になりそうです!

散々悩んだ結果、選んだのがこちら。

純白の美しいスムースのパンプス。上品でフォーマル感があって…一目惚れしちゃいました。

通常、セミオーダーだと革の種類によってお値段が変わることも多いですが、i/288だとどの革を選んでも金額が一緒というのも嬉しいポイントですね。

さて、これで全部おわり!あとは一ヶ月待つだけです。

全部でかかった時間、、、およそ1時間程度。
オーダーが、こんなに早くできるなんて本当にびっくり!
これなら時間のない方でもサクッと選べちゃいますね。

5まとめ

我慢することに慣れちゃダメ

大切なのは、“自分が靴に慣れること”ではなく、最初から“自分が気持ちよく歩ける靴を履く”ということ。自分に合わない靴を履きすぎて、我慢に慣れてしまった私のような方はもちろん、今まで特に足にトラブルを感じていなかった方も、是非一度i/288でオーダーでパンプスを作ってみて欲しいです。
本当に自分に合っているものに出会うまでは、今の状態がベストだと思っている方もいるかもしれません。
しかし、案外こんなにも簡単に楽しく、気持ちよく歩ける靴が見つけられちゃうということを知って欲しいと思いました。ぜひ一度、お試しあれ!

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